昆布のいろいろ
がごめ昆布しょうゆの始まりの話
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「一度使うと、もとの醤油には戻れません」
という、お客様の声をよく頂き、
今ではリピート率1位の売れ筋商品となりました。
お刺身の醤油としてはもちろんのこと、
煮物や焼き物の料理醤油としてもご利用いただけます。
がごめ昆布の細切りを加え、だし入りでお湯で溶かすだけで味噌汁ができる「函館味噌汁の素」へとつながり、
これらの昆布村オリジナル調味料は、一度使うとやめられない!と嬉しいお声を頂きながら、
多くのお客様にご愛用頂いております。
がごめ昆布とは?特徴・栄養・効果
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がごめ昆布とは?
がごめは、昆布の仲間です。
表面が凸凹で「かごの目」のようなところから「がごめ昆布」と呼ばれるようになったと言われています。
正式な名前は「がごめ」で、褐藻コンブ目コンブ科トロロコンブ属に分類されます。
デコボコ?
「がごめ」の外見の一番の特徴は、葉の全面に見られる籠紋状の凹凸紋様(おうとつもんよう)です。
葉は長さ3m、幅20~50cmにもなり、一生このデコボコ模様は消えません。
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がごめ昆布はどこで獲れるの?
分布範囲は渡島小島、 福島町から函館、鹿部、室蘭と東北地方の北部です。
函館市周辺が最大の漁場ですが、採れる量も少なく希少価値の高い昆布です。
尾札部町は、古くから献上昆布の産地であり、がごめ昆布の産地でもあるのです。
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南茅部産のがごめ昆布が最高品質と言われるのはなぜか?
1)道南・南茅部の海は栄養豊富な千島海流(親潮)と南の黒潮が合流しているので、育成水温が適していること。
2)沖出しが比較的遠浅で、照度が十分であること。
3)白口浜の中心地は昆布の育成に必要なケイ素など昆布の栄養となる成分を含む流紋岩(酸性岩)地帯であること。
4)ブナなどの広葉樹が多い自然林からの自然肥料とミネラルが溶け込んだ大小30数河川が流れ込むこと。
当店の熟成がごめ昆布・熟成がごめきざみ昆布は南茅部産の厳選された最高品質の昆布のみを使用しております。
がごめの「とろみ」
がごめの特徴であるとろみの主成分は良質の水溶性粘性多糖類または水溶性食物繊維です。
- フコイダン
- アルギン酸
- ラミナン
中でも、フコイダンの含有量はほかの昆布と比べても2倍以上とされています。
これらの栄養素が健康と美容の維持に役立つとされ、さまざまな用途での活用が進んでいます。
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がごめ昆布のパワー
がごめ昆布に含まれる栄養素は、健康維持や、美容に良いとして、注目されています。
具体的には、アルギン酸には高血圧の抑制や腸内の不要物の排出に効果があり、
ラミナランは肌の保湿効果や血管内の血栓を溶解する性質があると言われ、ダイエットや生活習慣病の予防に適しているようです。
また、特にガゴメ由来のフコイダンには、抗がん作用、免疫機能の向上作用、高血圧・高脂肪化抑制作用などがあると言われています。
とはいっても、がごめ昆布は、薬ではありません。
効果を得るためには、長く、毎日の食事に取り入れていくことが大事なのです。
昆布・がごめ昆布は健康に役立つ!
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肉や加工食品を多く取るようになった現代の食生活では、身体が酸性に傾きがちです。弱アルカリ性の健康体を保つためには、アルカリ性食品の中でもトップクラス!の「昆布」を食べるのが一番です!。 昆布はなんといってもミネラルが豊富!。ミネラルは体内で作ることができないので、食べて摂取するしかありません。昆布に含まれるミネラルは牛乳の約23倍。カルシウムは約7倍、鉄分は約39倍も含まれています。また他の食品に含まれるミネラルに比べ、昆布のミネラルは体内への消化吸収率が高く、その約80%が体内に吸収されると言われています。 昆布にたっぷり含まれる「ヨウ素」は、体内の代謝を活発にする働きがあります。ヨウ素が極端に少なくなると、気力が衰えたり、疲れやすくなったりします。ヨウ素には人間の成長を促進し、新陳代謝を調節する働きがあるのです。
そして昆布のねばねば成分「フコイダン」。水溶性食物繊維のフコイダンは、美容や健康にいいのはもちろん、がん細胞を消滅させる働きや、老化防止成分の生産を誘導する働きが確認されていることから、今注目されています。
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昆布は、丈夫な骨のために必要な
カルシウムが牛乳の約7倍。
また、疲労を回復してくれるビタミンB1B2や、
新陳代謝を高めるヨウ素もたっぷり。
理想的な健康食品なのです!。 昆布に含まれるアルギン酸は、
塩分(ナトリウム)を効率よく体外に排出します。
そのため、高血圧や動脈硬化に
抜群の予防効果を発揮します。
また、食物繊維は、糖分の消化・吸収を
緩やかにし、血糖値を調整するのに
効果的です。 のどの病気やタンで困っている方の
民間療法として昔から「昆布水」が
活用されてきました。
昆布に含まれるヨウ素は、
甲状腺ホルモンの原料となります。
ヨウ素を摂ることで、甲状腺ホルモンの
分泌が促されて働きも活発になります。 昆布には抗アレルギー成分がたっぷり!。
ただしその成分は脂質なので、
水やお湯にはほとんど溶けだしません。
ですから、抗アレルギー成分を
身体に取り込むには、
昆布を食べることがポイントです。
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昆布ってダイエットに良いの?
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昆布は調理の工夫によって、実にバラエティに富んだ食品です。
酢の物、汁物、醤油を用いて煮つけて更によしでいろいろな料理が楽しめて、そしてカロリーが低くて健康に良いのです。
カロリーの少ない昆布は、最近では、肉食を常食とし肥満に悩んでいる欧米人からたいそう歓迎されているということです。
昆布の食品成分表を見ますと、たいていの物には、カロリー欄は記入されておりません。
これは昆布の約半分を占める糖類は、アルギン酸やマンニットと呼ばれる、カロリーの極めて低いものだからなのです。(但し、これは決してカロリーがゼロという意味ではありません。)
昆布には、そのほかにタンパク質や脂質も、いくらかは含まれておりますが、ごくわずかで計算するに価しないのです。
低カロリーでありながら、昆布は無機成分、つまりミネラルが多量で、質も良いです。 昆布のミネラルは他の多くの食品と比べても、鉄、カルシウム、ヨードなどが多く、 そのアルカリ度も非常に高い価値を持っています。 このように昆布は、ダイエットに理想的な低カロリー食品と言ってもいいでしょう。
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がごめ昆布はガンにもいいと聞いたんですが?
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がごめ昆布に多く含まれているアルギン酸のような消化困難な物質が、腸の蠕動運動を助け、排泄作用が促進され、直腸がんの発生を防いでいるというものです。 昆布を日本人ほど食べない欧米人には直腸がんが多いです。日系米人二世にも多いそうです。しかし、開拓当時のアメリカ人には直腸がんは多くなかったそうです。
彼らは現代のアメリカ人よりも多くの繊維植物、アルギン酸を含んだ食物を食べていたに相違ありません。
肉食はどちらかというと便秘体質になりやすく、その結果腸内細菌が増殖し、残留する内容物から、発がん物質を作ったり、肉を消化する胆汁酸が腸内細菌のために引き金となって発がん物質にかわるらしいということです。
もし、そんなとき、腸内の排泄を促進するアルギン酸の不消化物質があって、便が腸内に停滞する時間を速めれば 、腸壁にがんの発生を許す余裕がなくなります。
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がごめ昆布は高血圧にもいいの?
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いろいろな研究の結果、血圧の上昇を抑える昆布の有効成分はラミニンというアミノ酸の一種であることが判明しました。現在このラミニンは血圧降下剤として医療に用いられています。
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がごめ昆布に含まれるアルギン酸ってどんな働きをするの?
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このアルギン酸がが体内に入りますと、カリウム、マグネシウム、カルシウム、ナトリウムのいずれかに結合し、その後胃の中でいったんそれらを分離し、腸の中で再びこれらの成分のいずれかと結合するという働きをします。
腸の中には、食物や消化液が多様なミネラルを含んでいますが、とりわけ、塩辛いものや胃液の塩酸などから出るナトリウムがもっとも多くなっているのですが、アルギン酸はカリウムまたはカルシウムなどと再び結合するときに、周囲に偏在するナトリウムを一部付けて体内に出してくれます。
このようにして、昆布のアルギン酸は体内の余分なナトリウムを排出しますので、高血圧に良いだけではなく、肉食によって生じた動脈硬化や他の循環器系疾患に良い結果をもたらすのです。
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昆布は排泄作用を高める!?
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便秘を防ぐためには野菜や海草類のような繊維類の食物を適度に摂ることが大切です。昆布は繊維食品ですから、野菜のそれと同様に腸壁に刺激をあたえて、蠕動運動を促進します。
昆布の成分の約四分の一を占めるアルギン酸は、海藻だけが持つ繊維性の化合物です。特にがごめ昆布にはアルギン酸が多く含まれているので注目が集まっています。
ビタミン豊富な海の野菜!?
ビタミン豊富な海の野菜!?
海水には90数種類の天然元素の全てが含まれていますが、海藻はそれら元素を体表面全体で吸収し、蓄積しています。
そのため、海藻は私たちの健康に必要なミネラルの宝庫といわれています。
このとこから、海藻類は海の野菜ともいわれているのです。
私たちの血液中の必須微量元素の比率と、海水組成のそれらの比率はほぼ同じであることが知られていますが、これをみても海藻食がいかに大切かが分かります。
食物繊維も豊富!!
ビタミン類も豊富ながら、海野菜の栄養の主役は、なんといっても多種多様の食物繊維であるといえます。現代の私たちの食生活で最も不足しているものとして注目されているのが食物繊維ですが、
海藻類は、生理的活性の高い水溶性食物繊維の最良の供給源なのです。
昆布が多量に含んでいる水溶性繊維は、『アルギン酸』と『フコイダン』という褐藻類特有のもので、
褐藻以外からは絶対に摂ることのできない、"食物繊維の中の超すぐれもの"です。
『アルギン酸』と『フコイダン』は食物繊維ですから、
私たちの人間の消化酵素では分解されず、消化も吸収もされません。
ただ水に溶けてヌルヌル、ドロドロの状態で、一緒に食べた食物と混じり合い、
胃や小腸での通過時間を長引かせて、食物の消化と吸収をゆっくり、ゆっくりと進めます。
ブドウ糖の吸収がゆるやかになることにより、血糖の急激な上昇を抑えるので糖尿病の予防につながります。
また、アルギン酸は余分な塩分(ナトリウム)を吸着して排泄するため、高血圧症を予防します。
余分な脂肪分を吸着し、胆汁酸の再利用を妨げることで、血液中の悪玉コレステロール量を減らし、
肥満、高脂血症、そして動脈硬化を防ぐといわれています。
これらは私たち日本人に多い心臓、脳血管疾患の予防につながるといわれています。
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このとろみの中に、私たちに大切な栄養がたっぷり詰まっているのです♪⇒⇒
どれだけ知ってる!?昆布の種類いろいろ
以下が代表的なもので、みなさんも聞いたことがあるかと思います。
当然、昆布によって特徴や味が異なります。
【昆布村】では、真昆布・がごめ昆布しか扱っていませんが、
種類によって、味も調理法も異なり、味も変わります。
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昆布の王者と呼ばれ、最も高級とされており、
特に南茅部(みなみかやべ)産のものが
最高級品と言われています。
古くは、幕府や将軍に上納する
献上昆布とされていたほどです。
とても肉厚で、上品な甘みと深いコクが特徴的です。
そのため、鍋物やお吸い物のだしにしたり、
とろろ昆布やおぼろ昆布のように加工をするなど、
用途も様々です。
生息地は、おもに函館近辺です。
がごめ昆布
以前は、真昆布に混じって漁獲されることから、
雑草藻として捨てられていたそうです。
しかし、がごめ昆布に含まれるフコイダンという成分に
健康効果があると知られてから価格が高騰しました。
甘みが強く、とろみが一番強い昆布です。
きざんだり、とろろ昆布・おぼろ昆布などで食されます。
生産地は、真昆布と同域の函館近辺です。
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真昆布につぐ高級昆布と言われます。
非常に濃厚な香りと甘みが特徴的なので、
煮物や鍋物のだし用として適しています。
食用としても適していますが、濃厚な味から、
だし用として、特に関東地方で好まれています。
生息地は、おもに根室・知床近辺です。
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真昆布、羅臼昆布につぐ逸品と言われます。
薄い塩気と硬い身が特徴的です。
だしとしては、やや塩味のあるだしが取れます。
また、肉質が硬いため
とろろ昆布、おぼろ昆布にも使用されます。
生産地は、おもに稚内・利尻近辺です。
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柔らかく、煮えやすいのが特徴的な昆布です。
利尻昆布よりやや薄味ではありますが、
大衆的な味として知名度があります。
だしとしても使用できますが、その柔らかさから
昆布巻き、佃煮などにもよく使用されます。
生産地は、おもに日高近辺です。
白口浜と黒口浜ってな~に?
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■真昆布を切り口の色から分類
真昆布は同一種であっても成育する場所によって品質や味が異なります。
【昆布村】のある尾札部を含む南かやべ産真昆布を乾燥させたものは、切り口の色が淡いクリーム色で、他の地域で獲れる真昆布よりも白っぽいことから『白口』と区分されています。
これとは別に、津軽海峡沿岸で採れる真昆布を『黒口』と言って扱いを
区分しています。どちらも染色体は全く同じです。
このことから、生産地の南かやべ・尾札部は『白口浜』と呼ばれるようになり、
『白口浜昆布』という銘柄が出来ました。
■白口浜真昆布は「味、加工性ともに最も優れる昆布」
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おぼろ昆布ととろろ昆布の違いはな~に?
つまり、おぼろ昆布、とろろ昆布といっても、
これは昆布の種類の名前ではなく、
加工方法の違いによるの名前の違いなのです。
とろろ昆布やおぼろ昆布にするのは、
がごめ昆布だけではなく、
真昆布 や 利尻昆布 などでも作ることができるのですが、
昆布の種類によって、だし用、加工品に、向き・不向きがあるんです。
昆布の種類について知りたい方はこちら⇒どれだけ知ってる!?昆布の種類いろいろ
昆布村は、がごめ昆布の特産地に立地することから、
がごめ昆布100%使用にこだわっています。
そのとろみと口当たりを、市販のとろろ昆布とくらべてみてください。
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